ネット上にはびこる詐欺事件は社会問題となっていますが、オンラインゲームも全く安全とはいえません。

オンラインゲームで気を付けないといけないことのひとつに、アカウントハッキングがあります。 いったいどのような手口なのか、対策法などについてまとめました。

アカウントハッキングとは

ハッカー アカウントハッキングは別名垢ハックとも呼ばれます。 オンラインゲームにログインする時に必要なアカウントIDとパスワードを盗むのが、アカウントハッキングです。

もしアカウントハッキングされてしまったら成りすましてゲームにログインされ、アイテムやゲーム内のお金が無くなってしまったり、せっかく育てたキャラクターが消えてしまったりします。

IDとパスワードを盗まれる手口は様々で、単純にログインするときに盗み見られていたり、ウイルスやスパイウェアのせいで流出したりします。

アカウントハッキング対策

アカウントハッキングに会わないようにするには、まずパソコンのセキュリティを強化することから始めます。 セキュリティソフトの導入はもちろん、常に最新の状態にしておきましょう。

また、IDとパスワードを予測しやすい文字列にしてしまうと、悪用されて不正ログインされてしまいます。 同じ数字の列挙、生年月日などは避け、数字やアルファベット・記号を混ぜた意味のない文字の羅列がいいでしょう。 そしてさらにパスワードは定期的に変更するようにすると、より安心です。

ネットカフェでの対策

セキュリティ的にはネットカフェよりも自宅でオンラインゲームを楽しむ方がいいのですが、最新のゲームを楽しむ場合はネットカフェがいいときもあります。 ネットカフェのパソコンには、キーボードで入力した情報を記録してしまうキーロガーという悪質なプログラムが仕掛けられている可能性もあります。

お店側もキーロガーによる被害を防ぐために、パソコンの再起動によってシステムが初期化されるようにしていることがあります。 これなら例えキーロガーが仕掛けられても、再起動で元の状態に戻るので安心です。

ネットカフェでオンラインゲームを楽しむときの対策としては、セキュリティに工夫している店を選ぶことです。 そして遊んだ後は念のため履歴を消したり、パソコンを再起動させたりすると安心です。

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