近年、オンラインゲームの依存症が社会問題となっています。
ゲームは元々はまり過ぎる人が多かったのですが、その中でもオンラインだと中毒性が高いと言われています。 いったいどうしてオンラインゲームに依存していくのでしょうか?
オンラインゲームはまる理由
ネットに繋がっていない普通のゲームの場合だと、途中でゲームの仕様が変わることはありません。 しかしオンラインゲームの場合は現実世界と同じ様に時間が流れ、日々変化があります。
オフラインのゲームはクリアしていくといずれエンディングを迎えますが、オンラインゲームには終わりが無いのです。
期間限定イベントや限定アイテムなどがあると乗り遅れたくないという一心から、1分1秒でもプレイを続けたいという気持ちに駆られるようになります。 そのため、長時間、プレイをし続けるようになり、学校や仕事に支障をきたすようになります。
依存症の危険性
長時間ゲームをするようになると人とのコミュニケーション、通学、仕事など、通常の日常生活が送れなくなってきます。
部屋から一歩も出ず寝る間を惜しみずっとプレイし続けたために、過労死してしまう人もいるぐらいです。 このような事態を重くみて、オンラインゲームの規制に乗り出す国が増えてきました。
依存症チェック
オンラインゲームに限らずSNSやブログのコメント返しなどネットに依存している人たちは多いものです。 まずは以下の項目を見てみましょう。
- 家族や友だちと接するよりオンラインゲームを優先する
- 気が付くと長時間プレイをしている
- ゲームに長時間を割いたために日常生活に支障がある
- ログインしていない時間はゲームが気になってソワソワする
このような項目に当てはまる人は、オンラインゲームの依存症である可能性が高いです。 ひどい状態になると、現実とゲーム世界の区別が付きにくくなってきます。
悪化するのを防ぐには、ルールを決めてから遊ぶようにすることです。 ログインするのは休みの日の1時間のみなど、自分なりのルールを決めてちゃんと守るようにしましょう。 そしてできるだけ現実社会で人と接して、コミュニケーションを取るようにするといいでしょう。
オンラインゲーム依存症はニコチン、アルコール中毒のように認知されてきており、専門の治療を行う病院も増えてきました。 もし止めたいのに止められないということがあれば、医療機関に相談してみるといいでしょう。